演奏会への実用レベル - 打楽器演奏ロボット IROPS-2

IROPS-2は演奏会を十分実施できる実用レベルに進化しましたので、ステージで活用していこうと思います。ティンパレス、アゴゴも加わり、MIDIの打楽器パート(チャンネル10)に登録されているほぼ全ての打楽器を本物にしました。
音楽における『人とロボットの共生』について考える演奏会を実施してこうと思います。演奏音を聞いていただければすぐ分かりますが、本システムはMIDIのリアルデータから、正確な楽器の自動演奏を実現しています。レイテンシーの問題もあります。方法や仕様は非公開ですが、IROPS-2ではこうした困難を一つずつ解決しています。従来の膨大なMIDIデータや、世界中のMIDIデータが使えるので、手軽に多くの楽曲を本物の楽器の迫力ある演奏で楽しめます。演奏による活用面において、産学連携が図れるか模索中です。
音楽に興味を持つ健常者や障がい者が、『これは使える』と言える革新的な工学・音楽技術の方法を多角的に具体化していこうと進めています。実用的なレベル、今後のさらなる精度や音楽としての表現力、発展性を考えて行くためにも、一連の演奏会を通じて部品の耐久性なども調べている状況です。
« 福井大学 MUSICROBOT 工学部×教育学部 演奏会 @ 福井駅西口ハピリン1F ハピテラス l ホーム l 中波放送電波のエネルギーハーベスティング、打楽器自動演奏ロボット - H28電気関係学会 »