IROPS-2のデモ演奏の一発録りを、ハイレゾ音源と CDスペックとで聞き比べ実験
JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)によれば、ハイレゾ音源とは「CD スペック」を上回るオーディオデータのことを指す。 CD スペックとは、CD が採用している 16bit/44.1kHz のみならず、DVD や DAT が採用するサンプリング周波数 16bit / 48kHz の音源も含む。ハイレゾ音源は、空気感や透明感、ニュアンス、音の厚みなどの再現性が良いとされる。ハイレゾ音源はパソコンに外部DACを付加して簡単に楽しめる。
さて、本物のドラム・パーカッションを自動演奏するプロトタイプ、IROPS-2は、その臨場感ある生演奏がウリであるので、IROPS-2のデモンストレーション演奏の一発録りは全て24bit/96KHzで行っている。IROPS-2のデモ演奏を録音により紹介する際には、ハイレゾ音源で聴くことが非常に重要であると考えている。
実際にデモ演奏をハイレゾで音源化し、CDスペックで音源化したものと聞き比べてみると、演奏全体の透明感、空気感、音の厚みがアップしていた。カバサなどの響きは鳴り出しの立ち上がり音から存在感を示し、また、スネアドラムはスナッピーの一本一本が聞こえるぐらいの存在感で聞こえる。
8KHz, 11.2KHz, 16KHz中心のスペクトルに注目すると、PCM 24bit/96KHzでは再現されていたこの部分の音の強度が、CDスペックやM4P 16bit/220Kbpsでの圧縮レベルで比較すると、かなり減少している。シンバル、タンバリン、カバサの金属音の透明感や音の厚みが減少した。生演奏を聴けるのがIROPS-2の特徴であるが、その生演奏を録音して確認したり、それを聴いて楽しむ状況においては、やむなくハイレゾ音源で聴くことは有効であることを確認した。

演奏のデモンストレーションを録音で紹介するためにYoutubeにアップロードしているが、現状、動画の規格からハイレゾ音源でアップロードできないし、また、Youtubeの内部仕様により音声部分はCDスペック以下に適宜圧縮され劣化してしまう。JASRACによる著作権問題が生じない音声・動画共有サイトにおいて、現状どこもハイレゾ音源のアップロードと再生に対応していないので、デモンストレーション演奏を、ハイレゾ音源で紹介できない。今後、ハイレゾ音源対応の共有サイトが現れればIROPS-2によるデモ演奏を高音質(24bit/96KHz)で紹介できればと思う。
さて、本物のドラム・パーカッションを自動演奏するプロトタイプ、IROPS-2は、その臨場感ある生演奏がウリであるので、IROPS-2のデモンストレーション演奏の一発録りは全て24bit/96KHzで行っている。IROPS-2のデモ演奏を録音により紹介する際には、ハイレゾ音源で聴くことが非常に重要であると考えている。
実際にデモ演奏をハイレゾで音源化し、CDスペックで音源化したものと聞き比べてみると、演奏全体の透明感、空気感、音の厚みがアップしていた。カバサなどの響きは鳴り出しの立ち上がり音から存在感を示し、また、スネアドラムはスナッピーの一本一本が聞こえるぐらいの存在感で聞こえる。
8KHz, 11.2KHz, 16KHz中心のスペクトルに注目すると、PCM 24bit/96KHzでは再現されていたこの部分の音の強度が、CDスペックやM4P 16bit/220Kbpsでの圧縮レベルで比較すると、かなり減少している。シンバル、タンバリン、カバサの金属音の透明感や音の厚みが減少した。生演奏を聴けるのがIROPS-2の特徴であるが、その生演奏を録音して確認したり、それを聴いて楽しむ状況においては、やむなくハイレゾ音源で聴くことは有効であることを確認した。

演奏のデモンストレーションを録音で紹介するためにYoutubeにアップロードしているが、現状、動画の規格からハイレゾ音源でアップロードできないし、また、Youtubeの内部仕様により音声部分はCDスペック以下に適宜圧縮され劣化してしまう。JASRACによる著作権問題が生じない音声・動画共有サイトにおいて、現状どこもハイレゾ音源のアップロードと再生に対応していないので、デモンストレーション演奏を、ハイレゾ音源で紹介できない。今後、ハイレゾ音源対応の共有サイトが現れればIROPS-2によるデモ演奏を高音質(24bit/96KHz)で紹介できればと思う。
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