樹脂のレーザ加工
高分子素材である樹脂は、その樹脂のもつ分子構造由来の化学的性質が導く熱特性、機械特性、さらに、空隙率などの成形後の状態などを考慮すれば、どのようにカットできるかがある程度見当がつく。送り速度、レーザーパワーを素材にあわせて調整する。特に分子構造を考えれば、レーザーを当てて良い樹脂かどうかも分かる。これは装置をいためないためにとても重要である。高分子科学の知識が実際的な状況にとても役立つ一例だと思います。
加工可能:
ABS樹脂 (アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン)
アクリル樹脂 (プレキシグラス、PMMAなど)
アセタール樹脂 (デルリン、POMなど)
高密度ポリエチレン (HDPE)
ポリエチレン (PE)
ポリイミド (カプトンなど)
ポリエステル (マイラーなど)
ナイロン
ポリエチレンテレフタレート (PET)
ポリプロピレン (PP)
スチレン (PS、ポリスチレン、スチレンボード)
加工不可:
ポリカーボネート (PC)
塩化ビニール (PVC)
塩素原子を含む樹脂
加工可能:
ABS樹脂 (アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン)
アクリル樹脂 (プレキシグラス、PMMAなど)
アセタール樹脂 (デルリン、POMなど)
高密度ポリエチレン (HDPE)
ポリエチレン (PE)
ポリイミド (カプトンなど)
ポリエステル (マイラーなど)
ナイロン
ポリエチレンテレフタレート (PET)
ポリプロピレン (PP)
スチレン (PS、ポリスチレン、スチレンボード)
加工不可:
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塩化ビニール (PVC)
塩素原子を含む樹脂