超硬一枚刃の削り出しとCNC切削
研究を進める上で、必要性から、cnc本体の主軸部分やXYZ送りのモータ、ドライバの製作、調整などをよくします。使う工具(切削刃)も自分で削り出しています。逃げ角の調整やちょっとした研削の調整により切削性が変わってくるのでとても奥が深い世界です。
樹脂の切削では、市販のピンカドの二枚刃エンドミルもよく使用していますが、市販のエンドミルは簡単に購入できますが、安い物ではありません。コスト面だけではなく、実は送り速度を上げていくと、切り子の排出に問題が出てきて、結果、切削性が悪くなります。具体的には切削面が滑らかでなくなります。
シャンク直径が3.175ミリの折れた超硬ドリルのリサイクル材が沢山ありますので、これを使って、超硬一枚刃を削り出しています。必要に応じて直径を3ミリに調整し、樹脂の切削に利用しています。これが良いのは、何しろ折れた超硬棒のゴミの山から作製するので便利ですし、折れたら削ってまた別のをすぐに作れます。この超硬一枚刃はアルミニウムの切削にも使用できます。

切削面がとてもスムーズです。二枚刃エンドミル使用時によくある側面のちょっとした段差のような模様など出ません。とても滑らかな切削なので切削音も遙かに小さいです。
樹脂の切削では、市販のピンカドの二枚刃エンドミルもよく使用していますが、市販のエンドミルは簡単に購入できますが、安い物ではありません。コスト面だけではなく、実は送り速度を上げていくと、切り子の排出に問題が出てきて、結果、切削性が悪くなります。具体的には切削面が滑らかでなくなります。
シャンク直径が3.175ミリの折れた超硬ドリルのリサイクル材が沢山ありますので、これを使って、超硬一枚刃を削り出しています。必要に応じて直径を3ミリに調整し、樹脂の切削に利用しています。これが良いのは、何しろ折れた超硬棒のゴミの山から作製するので便利ですし、折れたら削ってまた別のをすぐに作れます。この超硬一枚刃はアルミニウムの切削にも使用できます。

切削面がとてもスムーズです。二枚刃エンドミル使用時によくある側面のちょっとした段差のような模様など出ません。とても滑らかな切削なので切削音も遙かに小さいです。
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