液晶パネルについて
●TN(Twisted Nematic)方式
電圧がかかっていないとき状態では、液晶分子はガラス板と平行に90度ねじれた状態になっています。偏向板を通過したバックライト光光は、液晶分子層を通過する間に90度ねじれ、手前の偏向板を通過して画面は白になります。電圧をかけると、液晶分子は斜めに立ち上がってガラス板と垂直となり手前の偏向板で遮られるため、画面は黒になります。パネル構造がシンプルなので低コスト、駆動電圧が低く発光効率も良いため省電力、応答速度も比較的速いというメリットがあります。中間階調では液晶分子が斜めになっているため、見る角度によって光の量が異なり視野角が狭くなります。見る角度が変わると色変化や輝度変化が大きいことから、色を重視する用途には向きません。
●VA(Vertical Alignment)方式
高コントラスト、広視角が可能であることから広く使用されている。電圧がかかっていないときにパネル面に対して垂直方向を向きバックライト光を遮断、電圧をかけるとパネル面に対して平行になり、光を通す方式。黒状態が垂直配向であることによる高コントラストが最大の特徴です。見る角度により色変化します。
●IPS(In Place Switching)方式
液晶分子がTFT基板に平行な面で横方向に回転させることでバックライト光量を制御する。液晶分子の垂直方向の傾きが発生しないため、低輝度から高輝度まで各階調間における応答速度の偏差が小さいので、視野角が広く、どの方向から見ても色変化が極めて少ない点に特徴がある。画質が良いので忠実な色再現性が求められるグラフィック用途に使われている。反面、バックライトの光を偏光板で完全には遮断できないのでコントラスト比が上げにくいことや、応答速度を高めにくいため動画再生には適さない。高品質な発色特性と視野角特性に特徴がるので、高速応答が求められない静止画を扱う分野で定評がある。
電圧がかかっていないとき状態では、液晶分子はガラス板と平行に90度ねじれた状態になっています。偏向板を通過したバックライト光光は、液晶分子層を通過する間に90度ねじれ、手前の偏向板を通過して画面は白になります。電圧をかけると、液晶分子は斜めに立ち上がってガラス板と垂直となり手前の偏向板で遮られるため、画面は黒になります。パネル構造がシンプルなので低コスト、駆動電圧が低く発光効率も良いため省電力、応答速度も比較的速いというメリットがあります。中間階調では液晶分子が斜めになっているため、見る角度によって光の量が異なり視野角が狭くなります。見る角度が変わると色変化や輝度変化が大きいことから、色を重視する用途には向きません。
●VA(Vertical Alignment)方式
高コントラスト、広視角が可能であることから広く使用されている。電圧がかかっていないときにパネル面に対して垂直方向を向きバックライト光を遮断、電圧をかけるとパネル面に対して平行になり、光を通す方式。黒状態が垂直配向であることによる高コントラストが最大の特徴です。見る角度により色変化します。
●IPS(In Place Switching)方式
液晶分子がTFT基板に平行な面で横方向に回転させることでバックライト光量を制御する。液晶分子の垂直方向の傾きが発生しないため、低輝度から高輝度まで各階調間における応答速度の偏差が小さいので、視野角が広く、どの方向から見ても色変化が極めて少ない点に特徴がある。画質が良いので忠実な色再現性が求められるグラフィック用途に使われている。反面、バックライトの光を偏光板で完全には遮断できないのでコントラスト比が上げにくいことや、応答速度を高めにくいため動画再生には適さない。高品質な発色特性と視野角特性に特徴がるので、高速応答が求められない静止画を扱う分野で定評がある。